転職は人生の中でも大きなイベントであるとともに、多くの人が不安を抱えるようなイベントでもあります。
今回は、転職の際にできるだけ不安を感じないようにする方法や、実際に転職を経験した人のアンケートをもとに、転職の不安についてみていきます。

今の仕事をやめて転職することを考えている方は是非参考にしてみてください。

転職時の不安について

転職時に不安になることは非常に多いですが、どういったことが原因で不安を感じるのでしょうか。

新たな職場での活躍できるか

転職先では自分の年齢にかかわらず、新入社員です。
その中で自分はしっかりと働くことができるのか、また、余計なプライドを捨てて仕事に励むことができるのか、といった不安を感じることは少なからずあるでしょう。

特に、前回の職場で管理職をやっていた方にとっては、指示する側から指示される側に変わるわけですから、それを受け入れられるかという不安を感じてもおかしくありません。

収入に関する不安

前回の職場を収入の低さが原因でやめた方にとっては、転職先の収入の量は非常に重要になってきます。
応募時には前回の職場よりも収入が多いとされていたのに、実際に転職して収入をもらいだしたら、応募時の情報とは異なって少ない収入だったという可能性は否定できません。
そういったことも転職時の不安になりえるでしょう。

人間関係に関する不安

転職をしたら仕事の人間関係はがらりと変わります。その中で自分がうまく仕事ができるのかを不安に思う方は少なくありません。

実際のアンケート結果から転職の不安を分析

インターネット上には転職の際に感じる不安についてアンケートを取った結果が掲載されています。

そこで、ここではアンケートをもとに実際に転職した方は何を不安に思っていたのかについてみていきましょう。
参考にするアンケートは、ミドルの転職の「転職の際の不安」について(2014年版)です。

まず、転職活動時に不安がありましたか、という回答からです。この回答結果では、なんと全体の90パーセント以上の方が不安はあったという回答をしています。
このことから、転職時に不安を感じるのは普通のことだという事がわかります。次に、不安要素についてのアンケート結果です。

最も多かったのは年齢に関する悩み

これは、30代から40代の方の分布が多いです。理由として、年齢を理由に転職を断られることがあるからというものが挙げられています。一方、若者に多いのは、自分にアピールできるものがないというものでした。
もともと働いていた職場でのスキルを転職先ではなかなか生かせないから、という事が理由として挙げられています。
また、これまでのスキルが通用するのか、という悩みは多くの年齢層で見られます。

転職活動時にうつにならないようにするために

転職活動時は常に様々な不安が付きまとってきます。そのため、精神的にはかなり厳しい状況に追い込まれることも少なくありません。

そういった状況の中で一番恐ろしいのは、うつ病になってしまう事です。うつ病になると転職活動はおろか、仕事もできなくなってしまいます。したがって、うつ病になることは何としても避けなければなりません。

では、どうすれば避けられるのでしょうか。

自分に自信をもつこと

自分のスキルや、誰にも負けないというものを一つでも持っていれば不安に打ち勝つことができます。
逆に、そういったものを持っていないという方がいれば、早めに見つけることをお勧めします。

周りに不安を打ち明けること

声に出して人に話すことで不安をある程度軽減させることができます。
しかし、職場の同僚に話すと面倒なことになってしまうのは明らかです。ですから、話すのであれば家族や昔からの友人がおすすめです。他にも、適度な気分転換がおすすめです。

体を動かすこと

たまに体を動かすとすっきりとした気分になることがあるでしょう。
体を動かすことによって、悩みを忘れるというのもおすすめです。

人間関係が不安なときは

転職先で不安なことの代表的なものといえば、人間関係です。転職をすれば人間関係は一から築き上げなければならなくなります。その中で、自分は良好な人間関係を築くことができるのか、と不安に思う事は何も不思議なことではありません。

元気な挨拶と返事をする

まず、人間関係の不安を解消するために必要なのは、元気な挨拶と返事です。これらは、コミュニケーションの初歩とも言えます。しかし、こういった小さなことを徹底することで、周りの人からの評判を挙げることができ、それが良好な人間関係を築くことにつながります。

また、話しかけられるのを待っているだけではなく、自分から積極的に話しに行きましょう。職場内に友人がいないとどうしても人間関係の不安は残ってしまいます。
そのため、自分から積極的に話しに行って、早めに友人を作ることがおすすめです。
同じ仕事をしていて悩みを共有できる友人がいると、この先の仕事の不安を軽減することができます。

その他にも、職場のイベントごとには積極的に参加しましょう。とにかく自分は話しやすい人間であるという事をアピールできれば、相手の方から話しかけてきます。
人間関係が不安なのであれば、逆に自分から関わりに行くことがおすすめです。

不安や迷いを解消するには

転職が決定したとしても、その先の悩みはたくさんあるでしょう。ここでは、そういった悩みを解決する方法についてみていきます。

趣味に打ちこんでみる

最初に、自分の趣味に打ち込むことがおすすめです。これは不安や迷いを解決するというよりも忘れてしまうというイメージのほうが近い方法です。
自分が没頭できる何かを見つけることができれば、転職決定後の不安に対処できるだけではなく、これから直面する様々な悩みにも対応することができます。そのため、自分の趣味は最低一つ持っておくことをお勧めします。

転職決定を知人に話してみる

次に、誰かに転職が決定したことを話す方法です。人に話すことで、転職が決定したという喜びを再度確認することができます。そして、他の人にも祝福してもらえるため悩みを感じることを忘れてしまうでしょう。

最後にお勧めなのは、実際に仕事についてから実績を出す方法です。実績が出せれば不安や迷いはすぐに吹き飛んでしまうでしょう。ただし、実績を出すという事は簡単なことではありません。
とはいっても、根本的に不安や迷いを解決するには結果を出す以外の方法はありません。まじめに仕事に取り組むことが、もっとも不安や迷いを解決するのに適しているでしょう。

転職先での不安感は誰でも感じるもの

転職先で不安感を感じ、なかなか仕事に取り組めないという方もいますが、それは決しておかしいことではありません。むしろ、転職を経験したことのある多くの方が同じような不安感を感じていると言えるでしょう。
そして、その不安感は転職先の職場になじんでいくことで次第に薄れていくものです。

そのため、不安感を少しでも早く消し去りたいのであれば、職場に慣れていくことがおすすめです。
これは、仕事で実績を出すだけではなく、職場の人と良好な関係を築くというのも必要です。

とにかく、自分が職場の一員であるという事を感じられるようになることが何よりも重要です。
多くの場合、転職先で感じる不安感は自分が別の場所から来たよそ者だから、という考えに由来します。

だからこそ、よそ者ではないという自覚を得ることが重要なのです。
そのために、本気で仕事に取り組み、本気で周囲の人とかかわりあいましょう。転職時に不安を感じるのは自分だけではありません。不安を感じない人の方が少ないです。

そう考えると、自分だけが特別感じる不安ではないので、そこまで深く考える必要なないでしょう。気楽に、リラックスして新たなスタートを切ることが大切と言えます。